【配達員必見】Amazonブラックフライデーで買っておきたい配達グッズ
どうもこんにちは きゅうです。
今回は12月1日(金)まで開催中の「Amazonブラックフライデー」で買っておきたいフードデリバリー配達員にお勧めのグッズを紹介します。
今回紹介する物は、現役配達員である僕が今使っている本当にオススメできる物のみを紹介。
安くなっているこの機会に、是非参考にしてみてください!
① コミネ(KOMINE) バイク用 ネオプレーンハンドルウォーマー/ハンドルカバーロング black/red フリー AK-049 422
冬には欠かせないのがこのハンドルカバー。
僕は以前に他社メーカーのカバーを購入したもののしっくりこなく、友人から勧められたこちらを購入。
中は余裕があり、風を防ぐための布も挿入口にあるので、グリップヒーターとセットで使うのが◎。
② Kaedear(カエディア) バイク スマホホルダー バイク用スマホホルダー 携帯ホルダー 振動吸収 マウント 対応 防水 クイックホールド ビートル KDR-M14C (ブラック)
スマホホルダーはこれまで5個ほど購入してきましたが、最終的に落ち着いたのがこれ。
ちなみにホルダーにつけながら充電できる無接点充電「Qi(チー)」方式のタイプはオススメしません。こちらは充電できる力が弱いためほとんど意味を成しません。しかもその機構がついているせいで値段も高め。
購入はノーマルタイプがオススメです。
③ not スマホホルダーカバー バイク 自転車 スマートフォンホルダー スマホホルダー 携帯ホルダー サンシェード サンバイザー カバー 日除け 雨除け
このカバーの特徴はとにかく軽い!
カエディアからもスマホカバーが販売されており、見た目もそちらの方がかっこいいのですが僕はオススメしません。
実は僕もそれが販売されてすぐに購入。しかし予想以上に重く、スクーターのミラーをベースにスマホホルダーをつけていた僕にとってはカエディアのカバーが負担となり、ミラーの軸がゆがみ始めてしまいました。
そのこともあってこちらの「not」を購入。
こちらは正直見た目はあまり良くないですがとにかく軽いため、バイクに負担かけることなく、雨や夏場の日光をしっかりと防いでくれ、しかも安いので僕はこちらを強くオススメします。
④ [YummyRun] デリバリーバッグ専用 レインカバー 防水 カバー ウバック デリバリーバッグ 大容量 反射材付き
普段、配達していて感じるのが「バッグにカバーをしていない人が多い」こと。
カバーをつけると
・見た目がカッコ良くなる
・上の蓋が開くのを防げる
・防水
・保温性が高まる
これだけのメリットがあるのにつけていないのは本当にもったいないと思います。
まだつけていない人は是非カバーをつけることを強くオススメします!
⑤ MAXWIN(マックスウィン) ドライブレコーダー バイク 自転車 バイク用 二輪車向けドライブレコーダー 59fps FullHD QHD 1440P IPX6 内蔵バッテリー 2時間連続録画 BDVR-B001
もはやドラレコは必須の物。とはいえ価格が高いので二の足を踏んでいる人も多いと思います。そんな人にオススメなのがこちらのドラレコ。
こちらは値段が安くても性能が本当にいい。HD画質でLED信号機も消えること無く撮影ができ、買って本当によかったと思った商品の一つです。
ドラレコを検討している人はポン付けができるこのドラレコ、マジでオススメです!
⑥ ワコーズ F-1 フューエルワン ガソリン(2サイクル・4サイクル)・ディーゼル兼用洗浄系燃料添加剤 200ml F101
バイクに絶対欠かせないのがこれ。
先日、バイクが突然エンジンがかからなくなりバイク屋に相談したところ、カーボンが原因かもと言われ、こちらを勧められ購入。
すると本当に症状がなおり、それ以来愛用しています。
給油2回ごとに一回入れるのが良いとのこと。皆さんにもお勧めしたいバイクグッズです。
⑦ [Amazonブランド] Happy Belly 緑茶ラベルレス 500ml×24本
稼働時、外で飲み物を買うことはせず、Amazonで箱買いしているお茶を持参しています。こちらだと1本当たり53円とコンビニで買うより100円近くも安く、30日稼働すれば3000円も節約できるのでAmazonで必ず購入しています。
今回紹介したこれらは、全て僕が普段から愛用している商品で自信を持って配達員の皆さんにオススメできる物です。
今安くなっているこのタイミングに是非購入してみてください!
「タワマン」は なぜ配達員から嫌われるのか
どうもこんにちは、きゅうです。
先日Xでタワマンの事をつぶやいたら大きな反響をいただきました。
【勝どきザ・タワー】
— きゅう@東京Uber配達員 (@QUALITY_UE) 2023年11月20日
Uber Eats配達員界隈で一番嫌われているお届け先
配達員の感想
「防災センターの場所が分かりづらい」
「警備員が高圧的」
「業務用EVが一基しか無い」(総戸数1420戸で日本一)
「住民の質がなぜか他よりも悪い」
「一度入ると20分は出てこれない」
#クソ物件オブザイヤー2023 pic.twitter.com/xoWq7P5S8K
その中で「ウーバーの仕組みってどうなってるの?」「タワマンはなんで嫌がられるの?」といった声が多く寄せられました。
そこで今回は現役配達員である僕が「Uber Eats配達員はなぜタワマンを嫌がるのか」をお話していきます。
- 「タワマン」を避けたがるのは Uberの仕組みが関係してる
- 報酬は「高さ」や「行きにくさ」は考慮されていない
- 「タワマン」は時間がかかりすぎる
- 「タワマン」は立地も最悪
- 「タワマン」は”緑おじさん”の格好の餌食に
- 稼ごうと考えると どうしても避けたい「タワマン」
「タワマン」を避けたがるのは Uberの仕組みが関係してる
Uberをはじめとしたフードデリバリーサービスは、商品を「ピック(受け取り)」してお届け先へ「ドロップ(お渡し)」するのが基本動作。1件あたり○○円という単位で仕事をしているため、いかに時間当たりの件数をこなすかが鍵となります。
Uberの報酬システムは距離がベースとなっており、そこに様々な条件が組み合わさって金額が決まっています。ただその算出方法は公開されていないため、どのようにして報酬金額が決まっているのか正確な計算式は不明ですが、時間帯、地域、配達員の稼働状況、天候などあらゆる条件で報酬金額が決まります。
いずれにしても報酬金額の基本は、配達員がピックしてからドロップするまでの「距離」がベースとなっていると考えて良いでしょう。
まずは注文が鳴ったときの画面を見ていただきましょう。
緑の丸がお店の位置、黒の丸(個人情報のため画面を加工してます)がお客様の位置です。この注文の場合、2カ所のお店でピックして、2カ所のお客様にドロップするという注文になります。(なおUber界隈ではこの注文のことを「PPDD」と言っています。(ピック、ピック、ドロップ、ドロップの略))
報酬は「高さ」や「行きにくさ」は考慮されていない
画面を見てもらうと分かりますが、注文画面の地図は「平面」です。実は報酬金額は建物の「高さ」や「広さ」は考慮されていません。「お店の階数」「防災センター経由必須」「敷地が広くお店まですごく遠い」等、建物の状況、高さ、広さは考慮されず報酬金額が設定されます。
つまり最短で件数をこなすためには注文を受ける段階で、「店舗」や「お届け先」の建物の構造まで考える必要があるのです。
そこで配達員が注文を受ける上で重要になってくるのが
「ドロップ先はタワマンか?」なのです。
「タワマン」は時間がかかりすぎる
例えばドロップ先が
・「戸建て」
・「タワマン」
どちらが「バイクから降りる▶商品を渡す▶バイクに戻る」までの時間が早いのか?
もう言うまでもありません。
報酬金額が同じなら「道路沿いの店舗」で「戸建て」へ配達するのが配達員にとって一番理想な訳です。
裏を返せば、店舗まで遠い「商業施設にある店舗」で「タワマン」への配達は最悪な組み合わせということ。だから配達員はタワマンを嫌がるわけです。
「タワマン」は立地も最悪
タワマンが嫌がる理由は他にもあります。
それは「立地」です。
都内の場合タワマンが集中しているエリアは晴海や豊洲といった「湾岸エリア」。そしてこの近くにある「Uber加盟店」の多くが「大規模な商業施設内」にあります。
配達員は湾岸エリアへ一度”越境”してしまうと「商業施設」と「タワマン」という最悪な組み合わせを何往復もすることに…
つまり報酬金額が同じなら絶対にやりたくないエリアなのです。
「タワマン」は”緑おじさん”の格好の餌食に
タワマンは一度入ると10分くらい出ることができません。
タワマンの構造は様々で、入居者と同じ導線で入ることができるタワマンもあれば、業者専用のルートでしか認められていないタワマンもあります。
そしてその中には業者が使える「業務用エレベーター」が1基しかないタワマンもあり、一度逃してしまうとかなり待たされるため「次の電車が中津行き」くらいイラッとします(笑)
さらに引越業者とかぶると最悪。荷物の搬入・搬出で使用するためエレベーターがなかなか来ず、配達員の中には「40分くらい出られなかった」という話もあります。
このような状況になったとき、一番困るのが「駐禁問題」。
バイクや軽貨物で配達している人にとって「駐車場所」は常に悩ましき問題。駐禁が重なり「免停」になってしまえば仕事が一切出来なくなる、という大きなリスクを抱えています。
タワマンによっては敷地内に停められるところもありますが「敷地内立入禁止」も結構多いです。せっかく稼ぎに来たのに「駐禁切られて売上がマイナスになった…」なんて話も界隈ではよく耳にします。
稼ごうと考えると どうしても避けたい「タワマン」
このようにUberで効率よく稼ごうと考えるとシステム上どうしてもタワマンエリアや、都内だと特に「湾岸エリア」を避けるという選択になってしまいます。
ちなみに海外では、事前にチップの金額が分かるようになっていて、注文を受ける時点でチップ込みで報酬がいくらかが分かるようなシステムもあると聞きます。
日本でも早くそのシステムが導入され、タワマンの人達にも気持ちよく使っていただけるようなサービスになるよう願っております。
調整金が無くなったウーバー 案件を解体するといくらになる?
どうもこんにちは、きゅうです。
2023年11月21日よりこれまであった「配達調整金」が無くなりました。
配達調整金は店舗での待ち時間や配達時間に時間がかかった時など、主に「時間」に対して調整金が支払われるものでした。
それが11月21日より無くなったため、これがどのように影響しているのかを検証してみました。
まずは、先日Xで僕がつぶやいたものがこちら。
【解体検証】
— きゅう@東京Uber配達員 (@QUALITY_UE) 2023年11月23日
PPD(ダブルピック、お届け先同じ)を解体してみた結果がこちら
半額を覚悟していましたが、なぜか約200円減で済みました😅解体したのは某酒屋さんの水2L×3本。アルカキットは人気ないからそっちの方が元々高かったのかもですね。
今後ももう少し検証してみます😆 pic.twitter.com/hkJRuSVLY7
実際に受信した画像がこちら👇
PPDという「ダブルピック」で「お届け先が同じ」という案件。
僕は通常こういったケースでは、解体(どちらかの案件をキャンセル)をあまりしないのですが、もう一つが水2L×3本という「重い&バイクに乗らない」可能性があったので解体しました。
「配達調整金」と「解体」との関係性
「配達調整金」の仕組みはブラックボックス化しているため正確に知っている人は誰もいませんが、配達を数多くしていく中である程度見えてきます。
配達調整金はどうやら主に「時間」に対して調整金が支払われるようになっていると考えられます。
そのため今回のように「解体することで安くなる」と関係はないように思えます。
結果的に「むしろ良かった」
解体した結果がこちら
いつもだと半額近く報酬金額が下がるため、かなり安くなると予想していましたが、思いのほか約200円減程度で済み、結果オーライでした。
ただ今回報酬金額が高かった理由は、1件目のお届け先が錦糸町の「アルカキット」という商業施設にあるピック先だったから、という可能性が少し高い。
ここは防災センター経由で行かないといけないため、この界隈の配達員には敬遠されている場所。なので、今回の一回だけで傾向を図るのは難しいですが、やってみて分かったのは、今回の「配達調整金廃止」によって「解体すると安くなる」ということはあまりなく、これまで通り各ピック先ごとに設定された「ベース金額」である程度決まってくると考えられます。
つまり、解体するピック先を逆にすると安くなる可能性も考えられます。
このあたりをもう少し検証してみて、皆さんにご報告していきたいと思います。